BLOG|関西塗装防水センター

総合建築業ゆめホーム
お見積りのご依頼はコチラ 求人情報
ブログ

外壁塗装 見積書の見分け方

 

こんにちは。関西塗装防水センターです。

さて、今回は『見積り』のあれこれについてお話したいと思います。

外壁塗装とは人生何度も行う工事ではありません。

そして、決して安い買い物ではありません。

だからこそ『見積り』は疎かにしてはいけないのです。

 

見積りが細かいのは根拠がある!

外壁塗装は料金が高い分、金額が細かく書かれているのにはその金額になる根拠があるからです。

しかし、初めて外壁塗装を行う方は、

どんな見積書が『良く』て『悪い』のか分からない方の方が多いと思います。

そこで、大切なポイントをお話したいと思います。

 

見積りを依頼するチェックポイント

見積りを出してもらう際にはチェックするポイントがあります。

後悔しない為にも必ずチェックしましょう。

 

現地調査を短く済ませていないか

住宅を全体を調査するのに現地調査が数分では終わりません。

破損個所や、細部の劣化状況まで確認する必要があります。

短時間で現地調査を切り上げてしまう業者がいたら、雑な見積りしか出されない恐れがあります。

 

雑な見積書の場合、実際工事が始まると実際の工事額とはズレが生じる為、工事中に追加料金が発生する可能性があります。

 

外壁塗装の専門会社か

塗装を請け負う会社には、工務店やリフォーム会社、ハウスメーカーなどがあります。

上記の会社はいずれも、外壁塗装専門業者に比べると費用が高くなります。

 

地元外壁塗装業者    vs    大手業者

 

なぜかと、いいますと自社では外壁塗装が行っていない事が多く、その場合、下請け会社に工事を依頼するからです。

その為中間マージンが上乗せされ費用が高くなるのです。

中間マージンとは??塗装工事の見積り費用を抑えるコツを伝授します!

外壁塗装専門店であれば自社で施工を行うため中間マージンは心配がありません。

 

外壁塗装には見積りの価格が変動する要素があります

業者の見積もり価格が変動する要素を覚えておくことで工事費用を抑えることもできる可能性があります。

 

塗料のグレード

塗料には

ウレタン、シリコン、フッ素

などグレードがあります。

価格が高いほど、塗料のグレードも上がります。

そして、グレードが高いほど耐用年数も長くなります。

工事費用を抑えたいのか、耐用年数を伸ばしたいのかで使用する塗料も変わってきます。

 

外壁塗装で見積り費用を安くする方法

外壁塗装の見積もり費用を抑えるポイントは

●お得な塗料で依頼する事

●長期的なコストパフォーマンスを意識して優れた塗料を使う

ということです。

 

お得な塗料で依頼する場合は、外壁塗装の工事費用を抑える事が出来ます。

ただし、耐用年数が短い為長期的にはコストパフォーマンスが悪化する恐れがあります。

長期的なコストパフォーマンスに優れた塗料をご検討の場合、グレードの高い塗料を使用する為工事費用が高額になります。

長期的には、メンテナスコストを抑える事が出来る為、長期的な事を考えるとお得な塗料を使うよりも費用を抑える事が出来ます。

 

外壁塗装は根拠を示す見積りを出してくれる業者に!

外壁塗装の料金は安くない為、それなりにしっかりとした見積書が必要です。

しかし、基本的な見積書を出さず雑な塗装会社も存在します。

では、どんな見積書が良く、悪いのかお話したいと思います。

 

悪い塗装の見積書

一式まとめられた見積書

見た目からして曖昧な見積書だと直ぐに分かります。

例えば

外壁塗装   ¥○○○○

屋根塗装   ¥○○○○

合計     ¥○○○○

 

こういった曖昧な見積書をお客様へ提出する業者もいる事を覚えておきましょう。

この、見積書の悪い点は、数量・単位を一式としている所です。

塗装工事では、必ず塗装をする範囲の面積や使う塗料の種類、各工事でかかる金額、何回塗りかを示す記載が必要となります。

この、基本すら入っていない見積書は『悪い見積書』です。

このような見積書を出す業者とは絶対に契約してはいけません。

 

 

良い塗装の見積書

外壁塗装の見積書で見ておくポイントとしては、以下の3点が重要になってきます。

 

●工事内容ごとに分けてくれるか

●数量・単位・単価が書いてあるか

●何の塗料を使い、何回塗りと書いてあるか

 

このような、見積書だとお客様も安心して、その業者に依頼する事が出来るのではないでしょうか?

見積書が実際の工事の内容にもなる為、見積書は非常に大切です。

その為、良い見積書の形式を覚えておくと良いでしょう。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

外壁塗装の見積りについてまとめてみました。

分かりづらいことやもっと知りたい情報がありましたか?

関西塗装防水センターは、お見積り、ご相談を無料で行っておりますのでお気軽にご相談下さい。

 

外壁塗装 屋根 塗替え

屋根塗装は、建物の中でも条件が厳しく重要な場所です。

屋根がしっかりしていないと、雨漏りの原因になり、建物へおおきなダメージを与えます。

今回は、実際に弊社が工事をした物件をご紹介します。

塗装後1年くらいで屋根の異変に気付いたオーナー様。

施工業者に連絡したところ、保証範囲外だとの1点張りで話にならなかったそうです。

ただ自分ではどうすることもできなく経過を見守ることしかできませんでした。

3年が過ぎて、状態がどんどんひどくなったために、間違いのない業者を探しを行い

弊社へ見積り依頼がきました。

次は失敗をしなくないために、絶対に剥がれない塗装をしてほしいとの依頼でしたが、

簡単に「はい。わかりました。」と回答は出来ませんでした。

なぜならば、

2回目の塗替えの保証は、現状塗膜との密着(剥離しない)はお約束できますが、

最初に塗った塗膜が何かわからない。どのような施工方法かわからない。

どの程度、高圧洗浄をしたのかわからない。

そのような理由により、最初に塗った塗膜が剥離してきても保証適用外となります。

この保証内容を簡単に引き受ける業者には【要注意】です。

剥離塗膜の上の施工方法は、

高圧洗浄を入念に行う

どれだけ入念に洗っても、取れない塗膜が絶対にあります。

塗膜が剥離できた箇所は、今後剥離しません。

旧塗膜が残った箇所は、旧塗膜との密着は保証範囲内。

旧塗膜から剥離してきた場合は保証範囲外となります。

下塗りを塗っていきます。

2液型のウレタン樹脂系の緻密な塗膜をつくるシーラーを塗ります。

タスペーサー03を設置します。

現在は03は廃止のために、01を使用します。

下塗り2回目。遮熱用シーラーを塗ります。

中塗・上塗は日本ペイントの水性シリコンベスト(シリコン塗料)で仕上げました。

オーナー様からは、フッ素塗料で仕上げたいとの要望でしたが、塗膜剥離の危険性のあることを理解して頂き、

万が一 剥離した場合のリスクを少なくするためにシリコン塗料をご推薦いたしました。

1度塗膜剥離した塗替えは困難です。初めての塗替えは特に慎重に業者選びを行ってください。

屋根塗装は、難しいものです。保証年数が長い業者には何かがあります。

屋根の塗膜剥離が発生した場合、屋根カバー工法を検討することを1番におすすめいたします。

このカバー工法は失敗しません。

但し、塗装金額と比べるとかなり高額となります。

高額になりますが、約30年は建物を守る力は十分にあります。

我が家は築22年で2回塗替えしています。

次の塗替えは60歳過ぎの予定です。

屋根は最後のリフォームと思って、カバー工法でやる予定です。

屋根のメンテナンスは、塗装とカバー工法とを比較しながらご検討ください。

 

外壁塗装 季節

みなさんこんにちは、関西塗装防水センターです。

もうすぐ春ですね、もうすぐ花粉症の季節になるので自分にとっては苦手な季節と言えます。

以前ですが花粉の季節は塗装は良くないと仰る方がいましたが結局理由もよくわからないままでした。

自分としては花粉は一年中飛んでるので関係ないと思うんですけど・・・

三月になると塗装をする方が増えてきますのでいよいよ忙しくなってくると予想してます。

寒い日が続きますが、皆様お身体に気をつけてお過ごし下さい。

 

屋根塗装について

 

さて、今回は、屋根塗装は屋根に乗って塗料を塗るだけ!と考えている方もいるかもしれませんが、それは非常に危険なこと・・・

屋根塗装についてお話します!

 

屋根塗装の工程

 

屋根塗装の手順は大まかに分けて以下の通りです。

1.道具を揃える

2.足場の設置

3.足場と周辺を囲む

4.屋根の下地処理

5.下塗り

6.中塗り・上塗り

7.足場解体

 

 

屋根塗装をDIYするメリット

 

専門業者に依頼せず屋根塗装のDIYを行った際のメリットとして、費用を安く抑えられることが挙げられます。

とはいえ、手間や仕上がり、安全面を考慮すると専門業者に依頼したほうが安心です。

メリットといえるほどのものではありません。

 

屋根塗装をDIYするデメリット

 

デメリット

・と危険

・作業に時間を要する

・(プロがやるより)耐久性が低くなる

・長期的なコストパフォーマンスが悪い

 

プロの塗装業者であっても屋根塗装での事故は0にはできません。

それを素人がおこなうということは、かなりリスクが高い作業だと言えます。

また、プロならば2週間程度で終わる作業も、個人でDIYした場合は数か月かかります。

その上、そもそも技術面での差は一目瞭然で、塗りムラ目立つほかDIYでの屋根塗装では塗装が長持ちしないケースがほとんどです。

そのため、DIYで屋根塗装をした場合には定期的なメンテナンスが必要となり、長期的にみると費用が掛かってしまいます。

どうしても屋根塗装のDIYに興味がある、自分でやってみたいという場合を除き、専門業者への依頼をお願いします。

 

屋根塗装をお考えの際は、塗装業者にお問合せください

 

 

ここまでお伝えしたように、屋根塗装のDIYは決しておすすめできません。

実際に屋根塗装をDIYした方の中には、「DIY後に雨漏りするようになった」「塗装がすぐに剥がれてしまった」などのトラブルが起き、後悔している方もたくさんいらっしゃいます。

色褪せ・雨漏り・はがれなど、屋根の気になる点やお困りごとがございましたら、関西塗装防水センターまでご相談ください。

外壁塗装 タスペーサー

こんにちは。関西塗装防水センターです。

寒い日が続きますね。私のブログの始まりも同じような文章が続いています・・

 

さて、皆様は「タスペーサー」という器具ご存じでしょうか?一般の方はまず知らないと思います。これはカラーベスト屋根の塗り替え工事の時に設置する器具です。

カラーベスト屋根を塗装する重なり部分が塗料で埋まってしまうことがあります、重なり部分が塗膜で埋まると水の出口を塞いでしまうことになり雨漏れの原因となってしまいます。タスペーサーはその水の出口を塞がないように適切な隙間を開けておくための器具です。

 

堺市 屋根 塗装 タスペーサー塗り替え時はタスペーサーの設置が必要です。

堺市 屋根 塗装 タスペーサータスペーサーの取付

 

タスペーサーはお家の屋根の大きさにもよりますが、およそ600~800個ほど必要でまあまあ手間のかかる作業です。

そういった器具や部材のことも分かりやすく説明させて頂きます、関西でお家の屋根・外壁の塗装工事をお考えの方は関西塗装防水センターまでお気軽にお問合せ下さい。

 

外壁塗装 ツヤ選びについて

こんにちは、関西塗装防水センターです。

今回は、塗料の艶についてお話します。

外壁塗装をする際に塗料を選びます。 その選択をする際に「ツヤあり塗料」か「ツヤ消し塗料」にするかを 聞かれる場合があります。 ツヤとは仕上がりの光沢のことです。 とっさに聞かれても分からない?という人が多いようですので 今回は、それぞれの塗料の特徴について説明します。 まず「ツヤあり塗料」についてです。 メリットはツヤがあることはもちろんですが、 耐久性と耐候性に優れている事が挙げられます。 この塗料を選ぶ際に理解しておくべきことは、 ツヤは年数が経つとともになくなっていくものだという事です。 次に「ツヤ消し塗料」です。 ツヤあり塗料と比べると汚れがつきやすいわりに落ちにくいという性質を持った塗料が多いのが特徴です。 ですが、年数が経ってもツヤが始めからないので 美観は変わらない利点があります。 また上品で落ち着いた仕上がりになるため、 和風建築に合う出来上がりが期待できます。 自然が多い地域に似合う塗料だと言えます。 次回外壁塗装をする際は、 上記の点を考慮して「ツヤ」の有無を検討していただけたらと思います。

 

お家のことでどんな些細なことでも何か気になることがありましたら

関西塗装防水センターへご相談ください!!

外壁塗装 耐用年数

外壁塗装をする前に、ぜひ参考にしてみてください。

「外壁塗装はどれくらいの頻度で行えば良いのかな。」

和歌山にお住いの方でこのようにお悩みの方はいらっしゃいませんか。

そこで今回は、外壁塗装の塗料別にメリットを紹介し、同時に耐用年数を判別する方法や長持ちさせるコツも解説します。
外壁塗装をする前に、ぜひ参考にしてみてください。

?塗料別にメリットをご紹介

外壁塗装は使う塗料によって、その性質が異なります。
そのため、それぞれにメリットが存在します。
ここからはシリコン塗料とフッ素塗料に焦点を当てて解説していきます。
塗料選びに困っている方がいればぜひ参考にしてください。

*シリコン塗料について

シリコン塗料はシリコン系樹脂というものを主な成分としている塗料です。
安定した性質が特徴と言えます。

この塗料には、汚れにくい性質を持っている、難燃性がある、長持ちしやすい、耐水性や耐候性に優れているなど様々なメリットがあります。
外壁塗料には種類がたくさんありますが、この塗料はコストパフォーマンスが高いので非常に選ばれやすい塗料となっています。

*フッ素塗料について

フッ素塗料はフッ素樹脂というものを主な成分としている塗料です。
長持ちする塗膜をつくれることが特徴と言えます。

フッ素塗料のメリットには以下のようなものがあります。

汚れにくい性質を持っている、きれいな状態を保持できる、耐熱性がある、耐久性や耐候性があるなどこちらも様々なメリットがあります。
シリコン塗料と比較すると耐候性に優れているため、夏の強い紫外線や台風が来た際にも劣化がしにくいです。
また、つやのある仕上がりになるため高級感を出したい方にはとてもおすすめです。

どちらの塗料にも魅力的なメリットが存在します。
当社では、主にこれらの塗料を用いて施工を行っております。
外壁塗装に関して疑問をお持ちの方がいれば気軽にご相談ください。

?外壁塗装が耐用年数を過ぎているか判別する方法

外壁塗装の耐用年数を知るにはどうすれば良いのでしょうか。
結論を言うと、外壁塗装が耐用年数を過ぎているかどうかは実際に外壁の状態をみて判別します。
ここからは、どれほど劣化が進んでいるか3つの段階に分けて説明します。

はじめにチョーキングが進んでいる状態について説明します。
こちらは外壁に塗った塗料がチョークの粉のように粉末状になっている状態のことを表します。

実際に手で壁を触ってみて、粉末状のものが手についている場合はチョーキングが進んでいる状態と言えます。
この場合はすぐに塗装する必要がある状態ではありませんが、耐用年数が過ぎ始めているサインになります。
この状態になっていることに気付いたら、メンテナンスを行う時期が近付いていると認識しておきましょう。

次に塗装の幕がはがれている状態について説明します。
外壁材が見えている状態や、下塗りしたものが見えている状態は塗料の膜がはがれているといえます。

この状態で放置し続けると外壁材が古くなってしまうため、外壁塗装の費用だけでなく、外壁材を補修する費用も掛かります。
補修にかかる費用を抑えるためには早めに塗り替えをすることをおすすめします。

最後にひび割れしている状態について説明します。
ひび割れには2つパターンがあります。
ひび割れが浅い状態をチェッキングと言い、深い状態をクラッキングと言います。

この状態で放置していると雨の日には雨漏りの原因になります。
先程説明した2つの劣化状況と比較すると、非常に危険性の高いものなので素早く補修して塗り替えることをおすすめします。

?外壁塗装の耐用年数を長持ちさせるコツとは

外壁塗装を長持ちさせるコツを知って、良い外壁の状態を保ちたいですよね。
では、長持ちさせるためには何を意識すれば良いのでしょうか。
ここでは2つの方法をご紹介します。

*外壁をメンテナンスする

外壁は室内と違い常に外の空気に触れるためとても汚れがつきやすいです。
また、太陽が直接当たる場所もあれば、当たりにくく雨が降った次の日にも水が付いたままの場所もあるでしょう。

汚れやカビなどは放置しておくと次第に広がっていきます。
汚れを見つけた時に、なるべく早く洗い流すことをおすすめします。
また外壁専用の洗剤もあるので気になる方は使用してみてください。

*外壁の周囲をメンテナンスする

外壁をメンテナンスしても汚れる頻度が多ければ、次第に面倒になってしまうこともありますよね。
実は外壁が汚れやすい環境があるのです。
外壁が日陰にありカビや藻が発生してしまうという方は外壁の周辺環境が悪いと言えます。

そのような場所は周囲の植え込みを別の場所に移動したり、刈り込んだりといったことなどをして風通しが良くなるように工夫しましょう。

?まとめ

この記事では外壁塗装の塗料別にメリットを紹介し、耐用年数を判別する方法や長持ちさせるコツについて解説しました。
外壁にもメンテナンスは必要なので時間があるときはお手入れしてみましょう。
当社はお客様のご要望に合わせた外壁塗装を提供いたしますので、お気軽にご相談ください。

 

冬の塗装工事

こんにちは、関西塗装防水センターです。

さて、皆さん、自分はよく冬に塗装はどうなの?と聞かれることが多いです。

結論から申し上げますと冬に塗装は全く問題ないです。

雪国では全然作業が出来なかったりするようですが、関西の気候ではほとんど営業影響がなくむしろ雨が少ないので作業が進んでいいくらいです。

ただ、気温が5℃以下の場合は作業ができないので気象庁の情報などは欠かさず確認はするべきかと思います。

さあ、寒さもまだまだ続きますが気を抜かず頑張って参ります。

スレート屋根について

今回はスレート屋根のお話です。

スレート瓦はカラーベスト、コロニアルなど

商品名で呼ばれる場合も多いのです。

代表的な屋根材の一つでセメントと石綿を85:15の割合で混合して作られた暑さ4.5mmの薄い瓦です。軽量で施工しやすいのが特徴ですが、10年以上経つと汚れやコケが見られます。また、雨水の浸入により施工後20年を過ぎたたりから下地の板(野地板)が傷みはじめるケースもよくあります。

スレート屋根の塗装目安は10年

スレート瓦の色あせは赤信号です!
色あせから劣化が進むとひび割れや破損に繋がりますので早めのメンテナンスが必要になるのですが、あまり見えない部分という事もあり、あまり劣化を気にされていない人が多いのが現状です。
私は、たくさんのお宅を診断していますが、診断の屋根画像を見たお客様がこんなにコケやカビが繁殖しているとは!と驚かれるケースも多いです。

お客様の中で、屋根の状況がどうなっているの?自分の家の屋根は大丈夫なのかな?などなど

お家のことでどんな些細なことでも何か気になることがありましたらお気軽にご相談ください!!

 

重要

下地調整の重要なポイント1 コーキング処理

 

外壁塗装の工程には塗装する前の下地調整がとても大事です。

中でもサイディングの塗り替え時に重要なポイントになるのがコーキング処理(シーリング)です。

コーキングはサイディングのジョイント部分に施工されているゴムのような弾力のある素材でいくつもの役割を担っています。

コーキングが担っている役割とは?

コーキングが担っている役割のひとつは弾力性を活かした揺れの吸収です。

住宅に限らずすべての建物は風や小さな地震の連続で揺れています。

揺れを吸収するといっても地震に対しての制震や免震の効果があるわけではありませんが細かな揺れを和らげてくれています。

もうひとつの役割がサイディングのジョイントからの雨水の侵入を防ぐ防水の役割です。

住宅の外壁の構造は一般的な木造住宅の場合、構造体、防水紙、胴縁、サイディングという順番で施工されています。

構造体と防水紙の間に構造用合板が施工されることもありますが防水性能には関係ありません。

最終的な仕上がりになるサイディングのジョイントから水が侵入しても建物の構造は濡れない様に設計されています。

しかしコーキングがない状態が続いてしまうと小さな隙間から水分が入り込んでしまうことはよくあります。

防水紙を固定しているタッカーや胴縁を固定している釘など侵入経路はいくらでもあるのでコーキングは常に弾力を持った状態で施工されていることが重要になります。

外壁塗装におけるコーキング処理の方法は?

外壁塗装の下地調整としてのコーキング処理には2つの方法があります。

ひとつめは打ち換え工法で既存のコーキングを完全に撤去してから新たにコーキングを充填する方法のことです。

もうひとつのは打ち増し工法は既存のコーキングの劣化状態がいい場合に劣化した部分だけを撤去して新たにコーキングを充填する方法です。

塗り替えを行う際のコーキング処理には打ち換え工法が最適な方法になりますが玄関ドアや窓などの開口部のコーキングに関しては打ち増し工法を選択する場合もあります。

開口部回りのコーキングの下には建物の防水性能に直接影響する部材が隠れていることもあり、既存のコーキング撤去時に破損してしまうリスクを避けて打ち増し工法を選択することもあります。

コーキング処理は外壁塗装の下地調整における重要なポイントになりますので既存のコーキングの状態はもちろん、作業に伴うリスクなどもしっかり把握した上で工法の選択をしてください。