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外壁塗装 養生について

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こんにちは!

いつも弊社のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

さて、養生という言葉はご存知ですか?

あまり馴染みがない言葉かもしれませんが、塗装工事にかぎらず建築工事も養生はとても重要な作業です。

養生が丁寧に行われているかどうかで工事の品質が違うといっても過言ではありません。

 

そんな養生について、これから塗装工事をお考えの方は養生の重要性を知っていただきたいと思っておりますので、今回は養生とはどんな作業か、養生が適切にされていないとどんなリスクがあるのかなどなど、養生についてをいろいろ解説していきたいと思います!

 

【きれいな現場を保つために行うのが養生】

養生の画像

 

まず養生とは何かということが気になるかと思います。

 

養生とは現場をきれいに保つために傷や汚れがつかないよう保護していく作業です。

 

傷や汚れがつかないようにするには、マスカーやブルーシート、マスキングテープ、ノンスリップシートなどの養生材を使って現場を保護していきます。

 

作業中は塗料が飛散したり、物を落としてしまったりするため、養生をしていないと意図せず現場を傷つけてしまう可能性があります。

 

いくら工事中とはいえ家のまわりが汚れたり、傷がついてしまったりするのはあまり気分が良くありませんよね。

 

それに清潔さを保つだけでなく、工事の品質を守るためにも養生は大事な役割があります。

それでは養生が現場を傷や汚れから守るということの他に工事の品質にどう関わっているかをお伝えしていきます。

 

【養生を怠ると工事の品質が落ちる?】

養生の画像

 

養生は保護すること以外にも工事の品質に影響してきます。

養生を怠ると以下の問題が出てきてしまいます。

 

・塗装の仕上がりが悪くなる

・塗装したところに塗料が付着し、再塗装が必要になる

・特殊なコーティングが剥がれる恐れがある

 

養生をしておかないと塗料が飛散し、いろいろなところに塗料が付着してしまいます。

 

もし、塗装したところに他の塗料がくっついてしまうと、拭き取る時にせっかく塗装したところも剥がれてしまって再塗装が必要になる可能性があります。

 

塗料を拭き取るときは、すでに硬化しているためうすめ液で溶かしながら拭き取らなければいけません。

 

特殊なコーティングがされていると変色を起こしたり、コーティングが剥がれてしまったりする恐れがありますので、こういったところはむやみに溶剤を浸して拭き取ることはできません。

 

塗装などの仕上がりの品質を落とす要因となりますので、なるべく他のところに塗料がつかないように養生しておくことが大切です。

 

【養生をする場所はどこ?】

養生の画像

 

清潔な現場を保っていくためにはいろいろなところを養生しておく必要があります。

建物や現場によって養生するところに違いはありますが、以下の場所を養生していきます。

 

【養生をする場所】

・窓や玄関などの開口部

・室外機

・給湯器

・車

・植栽

・通路

・ベランダ床

・下屋根

など

 

養生期間は工事が始まってから完了するまでの10〜14日間ほどになりますが、作業しないところは養生を剥がしておくこともできます。

 

塗装工事は外工事ですから工事日数は天気に左右されるため、工事期間が延びる場合は養生されている期間も延びます。

 

窓は養生してしまうと作業中は開閉ができませんのでご注意ください。

どうしても窓を開けたいという方は事前に現場の職人に相談しましょう。

 

【足場のメッシュシートも養生の一つ!ご近所に配慮することが大切です!】

 

足場に取り付けるメッシュシートも大事な養生です。

塗装は比較的にゴミが出にくい工事ですが、洗浄時の水飛沫やケレンの時の古くなった塗装のカスが舞ってしまうため、ご近隣の方のご迷惑とならないように足場にはメッシュシートを取り付けて飛散防止することが大切です。

 

また、養生ではありませんが、工事車両や作業音などもあるため工事前に近隣挨拶を行っておくことをおすすめします。

 

当社は工事前にご近隣の方へ挨拶回りをさせていただいております。(もしご不要な場合はお申し付けください)

 

塗装工事の期間中は建物をぐるっとメッシュシートで囲いますので外からの視線が入りにくくなります。

 

外からの視線が入りにくくなると泥棒に入られても気がつかれにくいため、工事期間中はいつも以上に戸締り、施錠に気を配っておきましょう。

 

【塗装工事の期間中に注意しておきたいこと】

養生の画像

 

【換気したいときは塗料の臭いに注意!】

作業中は窓を養生するため自由に開閉はできませんが、換気目的で窓を開けたいという場合は注意が必要です。

 

溶剤系の塗料を使っている場合は、窓を開けてしまうとシンナーの刺激臭が部屋に充満してしまい体調を害する恐れがあります。

 

もし換気したい場合は作業しているところから離れているか、臭いが届いてこないところで換気をとりましょう。

 

【通気の取れる養生ならエアコンの使用は可能】

エアコンの室外機にも養生をするため、これだとエアコンが使えないと思うかもしれませんが、通気の取れるようになっていれば養生をしていてもエアコンを使うことができます。

 

夏の暑い季節はエアコンが使えないと過ごしにくいですから、養生をするにしてもエアコンが使えるように業者に依頼しましょう。

 

今回は養生についてお伝えしてきました。

養生は現場を保護するためにとても重要な作業で、工事の品質にも影響してきます。

 

きれいな仕上がりにするためには丁寧に養生していることが大切ですから、これから塗装工事をされる方はきちんと養生をしてくれる業者に工事を依頼しましょう!